犬の食事とドッグフードについて

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犬にはどんな栄養素が必要なのか?また食べてはいけないものなど、犬の食事について紹介します。

犬に必要な栄養素は人間と量が違う

ドッグフード
必要とする栄養素は人間とあまり変わりないですが、必要な量が違います。人間に良いとされている食べ物でも犬には食べさせてはいけないものもあります。



犬が人間よりも必要とする栄養素は、タンパク質とカルシウムです。タンパク質は体重1kgに対して人間の約4倍、カルシウムは10倍が必要です。これは成犬の必要量なので、子犬はさらにこの量の2倍が必要です。

タンパク質が不足するとやせてきて毛のツヤがなくなります。

逆に、あまり摂ってはいけない栄養素は塩分。人間の3分の1以下が目安です。犬は汗腺が発達していないので、塩分を摂り過ぎると体内に蓄積されてしまうのです。

特に成長期の食事が犬の発育に大きい影響を与えるので、食事に関しては気をつかってあげることが必要です。
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人間と違うのは必要な「量」です。同じ食事を与えてはいけません。
犬にとっては摂り過ぎになってしまう栄養素、食べてはいけないものがあります。
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犬への食事の与え方

ドッグフードのあげかた
[icon image="point-b-r"]同じ時間、同じ場所、同じ食器であげる
常に一定の時間、場所、食器で与えて徹底すれば、散歩の途中で拾い食いをしたりしなくなります。

[icon image="point-b-r"]食べ終わったら食器は下げる
いつまでも食器を置いておくのは衛生的に良くないですし、犬の気持ちにけじめがつきにくくなります。もう食事は終わりなんだと認識させます。
[icon image="point-b-r"]遊び食いをさせない
食事の途中で遊びはじめたらすぐに連れ戻します。それでも遊ぶようなら、途中でも食器を片付けます。これによって「早く食べないといけない」と認識させます。
[icon image="point-b-r"]食事の内容はやたら変えない
健康な犬であれば、食事が同じでも飽きません。食欲がないなといって他のものを与えると、それまでの食事を食べなくなってしまうこともあり、偏食にしてしまいます。

食事はしっかりとしつけをしよう

犬 食事 しつけ
犬が食べ物を欲しがるからといって、人間の食事中に与えてしまうのはいけないことです。犬は「いつ食べてもいいんだ」と理解し、外で誰かが食べていたら寄っていくようになってしまいます。

そこで「ダメ!」と叱られても犬はちんぷんかんぷん。どうして叱られたのかを理解することができません。それではいうことをきかない犬になってしまいます。

甘やかすことは飼い主さんにとっても犬にとっても良いことではありません。また肥満の元にもなるので、食事はしっかりとしつけをすることがお互いにとって良いことなんですね。

犬のおやつはあくまでも「おやつ」

犬のおやつ
最近はおやつの種類もたくさんあります。

おやつを与えるなら回数に注意。好きなワンちゃんはいくらでも食べますし、食べ過ぎは栄養過多。肥満の元になります。

しつけの訓練にもおやつは有効ですが、毎度毎度になると、犬はおやつを期待するようになるので、適度にあげるようにするのが正しい方法です。

おやつはあくまでもおやつなので必須ではありません。種類にもよりますが、犬用チョコレートなど糖分を含むものはカロリーも高くあまりおすすめできるおやつではないです。

たいがいの犬はニンジンの切れ端を喜んで食べるので、訓練のごほうびとして害もなく経済的です。

骨とガムについて

犬に骨
犬は骨をかじるのが好きですが、歯垢がつくことを防止することに役立ちます。

骨を与えたらその骨をカーペットなどの上に放置すると衛生的ではありません。また暑い日に放置しておくのも厳禁です。

犬はガムより骨を好むものですが、乳歯が生える時期にガムをあげると、子犬が家具をかじる可能性を減らすことができます。

骨やガムを与えたら、命令されたら犬が放すように訓練する必要があります。そうでないと成犬になってから取り上げられると噛み付いてしまうことがあるので子犬のうちからしつけておきましょう。

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  • 骨は歯垢がつくのを防ぐ
  • ガムは乳歯が生える時期にあげると家具をかじるのを防ぐ
  • 骨もガムも、命令されたら放すようにしつける

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ドッグフードの種類

ドッグフードの種類
ドッグフードは含んでいる水分量によって3タイプに分けられます。

[icon image="point1-1-o"]ドライタイプ
水分が10%以下。ほとんどの栄養が総合で含まれているので、ドライタイプ以外に食品を与えるとしたら10%以下にとどめます。

値段は手頃ですが、犬が3タイプの中で一番好まないタイプといって良いかもしれません。

[icon image="point1-2-o"]モイストタイプ
水分が25~35%。柔らかいので離乳食や老犬にも使えます。ただ総合栄養食ではないので、栄養に偏りがでます。値段はドライと比べると高めで、ドライよりも犬が好みます。

[icon image="point1-3-o"]ウェットタイプ
水分75%前後。牛、豚、鶏肉や内臓を加熱処理したものです。犬が一番好むタイプです。

グルメタイプはメインで使うのではなくドライタイプに添えると良いでしょう。値段は一番高価です。ウェットタイプを常に食べている犬は歯垢がたまりやすくなるので口臭が強くなる傾向にあります。マメな歯ブラシや口臭サプリなどを活用しましょう。

栄養のことを考えると、常食でドライタイプを与えながらたまにモイストタイプやウェットタイプ、というように使い分けるのがおすすめです。

また柔らかいものばかりを食べていると歯やアゴの発達が未熟になり、歯石もつきやすくなります。そのため口臭がひどいワンちゃんはフードから見なおしてみてください。

ドライフードのカリカリした歯ごたえは歯、アゴの発達、歯の健康のためにも必要なんです。

結局、一番いいフードってどれ?

大切なのは内容と栄養のバランスです。

ワンちゃんが喜んで食べるからといって缶詰のフードしか与えないのは×。缶詰のドッグフードは一見、お肉がたくさん入っているように見えますが、実はほとんど入っていないものもあります。

これはモイストタイプ、カリカリのドライタイプについても同じです。中には防腐剤が含まれていたりするものもあるので健康のためには少し高くてもきちんと栄養がとれるものをあげることが重要なんですね。

また、新鮮な肉なら栄養十分!と思うかもしれませんがこれも大きな間違い。栄養失調をおこす可能性があります。内臓ばかりが使われた缶詰のドッグフードはカルシウムとリンのバランスが崩れます。

犬に関して必要な栄養素や種類、比率などは研究しつくされていると言われています。栄養バランスが優れていればドライフードでも缶詰でもどちらでも良いんです。

ただ、ドライフードは缶詰に比べて価格が安いこと、口臭がでにくいこと、糞が固めになり処理しやすいというメリットがあるので日常的に食べるメインはドライフードが人気です。

[illust_bubble subhead="ドライフードのメリット!" align="left" color="blue" badge="check" illst="check-w3-l"]
・他タイプと比べて価格が安い
・歯垢がつきにくい⇒口臭が出にくい
・糞が処理しやすい
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犬に与えてはいけないもの

犬はもともと肉食動物ですが、人間と暮らすようになり雑食性に変わりました。

雑食性なので、野菜や果物も食べますが、人間が食べて大丈夫でも犬には危険な食べ物があります。

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犬に与えてはいけない食べ物
・甘いお菓子、チョコレート(尿失禁、けいれん)
・タマネギ(貧血、血尿、黄疸)
・タコ、イカ(神経障害)
・タケノコ、シイタケ(消化不良)
・塩せんべい(肝臓や心臓への負担)
・キャットフード(高血圧、腎臓の病気)
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子犬の食事

子犬の食事
子犬は生まれてから3週間目ぐらいまではお乳で育ちますが、乳歯が生えはじめて食べられるようになったら離乳食に入ります。

最初は犬用ミルクにフレーク状のフードを混ぜあわせたものを1日に数回。少ない量から始めて、少しずつフードを増やしていきます。

順調にいけば生後1ヶ月頃には白湯やミルクで柔らかくしたドライフードを食べられるようになり、5週間目にはそのまま食べられるようになります。

生後50日をすぎると成犬と同じドライフードだけの食事になりますが、まだきちんと消化できない可能性があるので、最初は1日分を4回に分けて与えます。時間は7時、12時、18時、22時頃が目安です。

徐々に1回分の量を増やし回数も少なくしていき、最終的には1回で1日分を食べる食事に近づけていきます。

ドッグフードを違うものに変えるときは、最初は元のフードと新しいフードのバランスが9:1ぐらいからはじめ、徐々に新しいフードだけになるように変えていきます。

犬の食器はどんなものが良い?

犬の食器として優れているのは厚手のステンレス食器です。

薄手のものは犬が食事をするときに動いてしまうので食べにくいです。

食べやすい食器を選ぶことが落ち着いて食事をすることにつながります。耳が長い犬は、耳が食器の中に入らないよう口が狭い「富士山型」の食器を選んであげましょう。

ステンレスが優れているのは洗いやすいことで清潔に保てることもあります。

プラスチックの食器は犬がかじってしまいますし、陶器型は洗いにくいです。ザラザラしたものもNG。

ドッグフードの添加物が心配

ドッグフード 添加物
ドッグフードにも添加剤が含まれているものは数多く出回っています。

酸化防止剤、合成防腐剤などが添加物ですが、ドッグフードの新鮮さと栄養価を保つには必要なもの。色づけ、香りづけの添加物もあります。

ただ天然の酸化防止剤というのがありますので、天然のものを使用しているものは安心です。デメリットは金額が高くなることですが、ワンちゃんの健康には代えられないですね。

添加物はラベルに明記することが義務になっているので気になるあなたはパッケージをチェックしてみましょう。

添加物がトラブルの原因を作ることもあります。犬の被毛の涙やけは添加物が影響しているといわれています。涙やけで困っているというあなたはドッグフードを見なおしてみてください。
 

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