しつけって必要?

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「犬を飼うのが夢だった、ついに我が家にかわいいワンちゃんがやってきた~」」
そんな思いで犬を家に迎いいれたはず。

それなのに、「無駄吠えがひどくてうるさい」「どこでもおしっこをしてしまって困る」「なんでも噛んでしまって大変」などなど悩んでいる人たちがたくさんいますね。

昔はただ外にくさりでつないでおけばよかったんです。いわゆる番犬。誰か知らない人が来たら吠えればそれでよし。

でも今は番犬のために犬を飼うわけではありませんよね。家族の一員として我が家にやってくるわけです。家族として楽しく過ごすためにはどうしたら良いのでしょう。

しつけって何のためにする?

現在は7割の犬が家の中で飼われています。まさに家族同然で、どんな時間も一緒に過ごすことが当たり前になってきています。

犬と人間がいっしょに暮らす。そのためには「しつけ」が何よりも大切です。

しつけとは人と犬がお互いストレスなく、快適に、そして安全に暮らせるようにするもの。お互いが幸せに生活できるようにするために必要なんです。

しつけをしなかったら人も犬もストレスだらけで危険な毎日を送ることになります。

「急に道路に飛び出して車にひかれてしまった」
「他人に飛びついてケガをさせてしまった」
こんなことが起これば人、犬どちらも不幸です。

家の中での困った行動もそう。人と暮らすのなら犬にもルールを覚えてもらわなくてはいけません。

こどものしつけと一緒ですよね。こどもにも社会で生きていくために親はルールを教えなければならないはず。例えば箸やスプーンの使い方、言葉使い、その時その場所にあった言動をすることなどなど、こどもがまわりとトラブルを起こさないで生活できるようにさまざまなことをおしえていきます。その子が泣いていやがるからといって教えるのをやめますか?その時は泣かれても根気強く教えて、覚えさせて、身につけさせていきますよね。
[deco_bg image="postit4" width=""]幸せに生きていくのに必要なことをいやがらないように教えていくのがしつけ。「かわいそうだから教えない」とすれば、将来困ったことになるのは人も犬も同じです。[/deco_bg]

どんな犬になってほしいかでしつけも変わります

昔のように庭につながれているだけの番犬でよければ、しつけなんていりません。オスワリやオテ、オカワリぐらいができれば上出来です。

でももしいっしょに生活する家族になってほしいのであれば教えるべきことはオスワリやオテだけではないはず。

同じ家の中で暮らし、どこにでも一緒に出かけて幸せな時間を共有したいのなら、トイレシーツの上で排泄ができることや飼い主の食事中、足元で静かに伏せて待っていられることなどなど、教えることはたくさんあります。

以前は犬と人はもうちょっと線引きがされていたような気がします。家族で出かけるときは犬はお留守番をさせられていましたよね。

でも今は一緒に買い物や旅行に出かけるのも当たり前。携帯の待ち受け画面や年賀状の写真も犬といっしょ。これはまさに本当の家族です。こどものような存在なんですね。

どうやってしつけをすればいいの?

昔のしつけ方法は主従関係を徹底的につくる方法でした。なので叩く、怒るのスパルタ教育だったんですね。でもこの方法は家庭で家族のように過ごす犬にとってはリスクが高いだけ。犬はしもべではありません。わが子のような存在にしたいのですから。

まずは「犬と親子のような関係を築く」ことが必要です。そのためには科学的な理論に基づいたトレーニング方法が効果的だということがわかっています。

犬に何かを教える方法はじつはとっても簡単。3つのことだけを知っていればできちゃうんです。

[icon image="point1-1-r"]犬は体験したことを学習する
「覚えてほしい行動は体験させるしかない」ということと「やってほしくない行動は体験させない」ということ。

[icon image="point1-2-r"]学習パターンには4つある
犬の行動によって何が起きたかによって4つのパターンに分けられます。
[colored_bg color="light‐green" corner="r"]
A:いいことが起きるとその行動をするようになる
B:嫌なことが起こるとその行動をしなくなる
C:いいことがなくなるとその行動をしなくなる
D:嫌なことがなくなるとその行動をするようになる[/colored_bg]

犬が困った行動をしている原因は、過去の体験で、その行動をしたから良いことが起きた!(A)と思っているかあるいは嫌なことがなくなったから(D)だと考えられますね。

例えば、「1人で寂しい時にワンワン吠えていたら飼い主が来てくれた場合(A)」吠えれば来てくれるということを学習したということになります。
それから「急に抱き上げられて怖かったけど、噛んだらはなしてくれた場合(D)」噛めばいやなことがなくなるということを学習した結果なんです。

困った行動をさせなくするには、それをすると嫌なことが起こる(B)かそれをするといいことがなくなる(C)パターンを使うことです。ただし、万能ではありません。

それをすると嫌なことが起こるというパターンBは、「嫌なことがすぐに起こる、必ず起こる」状況でなければなりません。しかも犬によっては攻撃性が強くなったり、逃げるようになったりとリスクが高いです。

それをするといいことがなくなるパターンCは「こわい時に噛んだら放してくれる(パターンD)」などの場合はまったく関係ないので使えません。

ということで犬にやってほしい行動を教えるのには「いいことがあればその行動をするようになるパターンA」を使うのが一番。こどもだって自分がしたことを褒められればうれしいですし、もっとがんばろうと思いますよね。犬もそんな気持ちになるようです。

パターンDの学習方法は犬をその嫌なことに慣らせる方法です。

こんな風にかいてもわかりにくいですよね。困った行動別に具体的なしつけ方法をかいています。そちらのページも参考にしてください。

[icon image="point1-3-r"]前ぶれとしてほめ言葉や号令を使う
犬はフードがもらえる(いいことが起こる)「前ぶれ=合図」を理解できます。そのこと知っておけばほめ言葉や号令を教えることが簡単になります。

しかってはいけないのはなぜ?

犬と人間はもちろん習性が異なりますし、言葉もわかりません。

例えば犬がどこでもおしっこをしてしまうのは自分の習性にそってしているだけ。でも人間の習性(守ってほしいルール)とはちがうわけです。それなのに「ここでおしっこしちゃダメでしょ!」と大きな声で叱っても怖がるだけ。
犬は人間の言葉を理解できませんからなんで怒られたのかわかりません。でもまた怒られるのはこわいので、犬なりに理由を考えるんです。そして別の場所へおしっこしてしまうというわけ。そしてまた怒られて・・・。ただただ犬は恐怖と不安に怯えるだけです。

[icon image="finger1-bk"]叱っても好ましい行動は教えられない、ということを肝に命じましょう。

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