いつもとちがう犬のおしっこは病気のサインかも!

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おしっこがなかなか出ない、色がいつもとちがう、においがきついなど、おしっこに変化があったら要注意。人間と同じように、犬の場合もおしっこで病気がわかる場合もあります。

健康な状態のときのおしっこの量や色、回数、においなどを調べておきましょう。何かあった時にすぐに気づいてあげられます。

いつもとちがう姿勢でおしっこをする

いつもとちがう姿勢でおしっこをする
メスは後ろ足をまげてしゃがんでします。

オスは電柱などの前で片足をあげておしっこをします。縄張りを主張するために少しずつ、あちらこちらにしてしまうんですね。

もしメスが少しずつあちらこちらでおしっこをするようなら病気の可能性もあります。

考えられる病気

泌尿器系の炎症、筋肉の収縮障害、神経のマヒなど

おしっこが出ない

メス犬の場合、自分の縄張りの範囲外ではおしっこをしないと決めていることもあります。最長で24時間におよぶことも。ですがそれ以外の状況で24時間おしっこがでていないとしたら緊急事態かもしれません。

何らかの原因で体内の水分が失われたり、血圧が以上に下がった場合に起こります。

考えられる病気

急性腎炎、ネフローゼ、心不全、急性熱性病(インフルエンザや日射病、熱中症など)、ひどい嘔吐、下痢、やけど、浮腫、脳の下垂体の異常など

上に挙げた理由だけでなく、結石が尿管をつまらせている可能性も。放置しておくと尿毒症になってしまうのですぐに病院へ行きましょう。

おしっこをしたがっているけど、なかなか出ない

おしっこをしたがっているけど、なかなか出ない
おしっこがでるまでに時間がかかり、ちょびっとずつしかでずに痛そうにしている場合です。

落ちつきがなかったり、音に敏感になったり、やたら吠えたり、悲鳴のような声を出したり、後ろの足を伸ばしたり縮めたり、背骨が緊張状態でまっすぐになっていたりという症状もでます。

考えられる病気

膀胱炎、尿道炎、尿路結石、包皮炎、腹膜炎など

力んでいるが少ししか出ない

おしっこをしようとしているが数滴しかでない場合。

考えられる病気

急性膀胱炎、尿道の炎症、急性腹膜炎、包皮炎、前立腺炎など

おしっこをもらす(尿失禁)

おしっこをもらす(尿失禁)
トイレクリーニングができていない犬と、病気などで漏らしてしまう場合があるので区別しなければなりませんね。そしてマーキングとも混同しないようにします。

尿失禁とは、起きている時あるいは寝ている時におしっこがチョロチョロながれ出る状態です。おしっこが出るのは神経系やホルモン系などいろいろな現象でコントロールされているので、治療はなかなか難しいのだとか。

尿失禁の原因

  • 先天性の尿管の奇形
  • 先天性の尿管の奇形は子犬、しかも純血種のメスに多くみられます。この奇形の発生率が高い犬種はシベリアンハスキーやラブラドール・レトリーバー、コリー、ドーベルマン、ミニチュア・プードルなどなど。手術でなおる場合も。

  • 尿道の筋肉の働きが低下
  • 先天性のものと後天性のものがあります。肥満や運動不足、ホルモンバランスの乱れが原因とも。女性ホルモンを投与することで治る場合もあります。

  • メス犬の避妊手術の副作用
  • ホルモンバランスの乱れや、膀胱の神経まであやまって切ってしまったりなどが原因。大型犬に多くみられるようです。

  • 泌尿器系の病気
  • 腎不全で水をたくさん飲むことが原因になることも。膀胱炎や尿結石の可能性もあります。

  • 高齢
  • 痴呆症や生理機能の低下によっておねしょしてしまうことも珍しくありません。

尿失禁への対策

獣医さんに相談する場合には下記のことをチェックしておきます。

  • おしっこをもらすのはときどきなのか
  • いつももらすのか
  • おしっこの量
  • 犬自身が気づいているか
  • 正常におしっこする時もあるか

原因がわかり、手術や薬で治すことができればよいのですが、老犬の場合は難しいこともあります。犬が最後まで気持ちよく過ごせるように工夫をしてあげましょう。

とくに大型犬の場合、おしっこの量も多くて掃除も大変です。大型犬の場合のおむつは下記のことに注意してみましょう。

大型犬の場合の注意

  • 人間用のおむつをする(しっぽが出るように穴を開ける)
  • 人間用の尿とりパッドをあて、ヒモなどで固定する(陰茎の先があれてしまう時はコットン100%の女性用パンティーライナーをあてる)
  • 犬用のおむつ(マナーベルト、マナーパンツ)にさらに古いタオルを挟む

おむつをずっとつけていると蒸れてしまったりかぶれてしまったりすることもあります。お尻周りの毛を短くカットしたり、こまめに拭いてあげましょう。

おむつをつけてくれれば良いですが、おむつをいやがる犬もいますね。ムリにすることでストレスにもなります。

かわいそうなのでおむつは断念したという飼い主さんも多いはず。そんなときは、お掃除が少しでも楽になるようにしましょう。

おむつをいやがる犬には・・

  • フローリングにシリコンコーティング剤(わんわんすべらんなど)を塗って、おしっこが染み込まないようにする
  • お風呂の足ふきマットを敷く(水をよく吸う上に洗ってもすぐ乾く)
  • ビニールシートの上に新聞紙をたくさん敷き、さらにトイレシートなどを重ねる
  • 洗って繰り返し使えるペットシーツの上にトイレシートを敷く。

おしっこをもらす犬には、サプリメント(パンプキンシードやビタミンBなど)をすすめる獣医さんもいるようです。

おしっこの回数が多い

しょっちゅうおしっこをするけれど、一回の量は少ないことが多いという場合があります。

考えられる病気

急性膀胱炎、尿道炎、前立腺炎、膣炎、急性腹膜炎、腎炎、脊髄炎など。

深刻な病気に進む場合もあるので、早めに医師に見てもらってください。

回数も多く、一回の量も多い

おしっこは水っぽくなります。腎臓へ刺激が加わったり、ホルモンの分泌が増えた時などにみられます。

考えられる病気

糖尿病、慢性の腎臓炎、子宮蓄膿症、低カリウム血症、高カルシウム血症、副腎皮質機能の異常、ステロイドホルモンの剤の投与、中枢神経の障害など

たくさんの利尿剤を使った時や、濃い濃度の補液を行った時も一時的に起こることがあります。

一日のおしっこの量が少ない

通常の一日のおしっこの量は、体重1kgあたり31ml。成犬では0.5~2.0L、子犬では40~200mlです。

考えられる病気

慢性の腎炎、心臓の異常など。

ひどい下痢や暑い日の水不足でもおしっこは少なくなります。

おしっこの色が濃い

健康であればだいたい毎日同じ色のおしっこです。でも昼間たくさん運動をしたり、水をあまり飲まなかったりすると、夕方色の濃いおしっこをすることがあります。これば病気ではないので心配いりません。

濃いおしっこと同時に目と皮膚も黄色く黄疸が出ていたら肝臓や胆嚢の病気かもしれません。

ただいつもよりも薄い色の時は腎臓に問題があるかもしれませんので、獣医師に相談してみましょう。

おしっこの色を見るときは白いティッシュに染み込ませると簡単です。

無色のおしっこ

通常のおしっこの色は黄色から淡い黄褐色。ほとんど色がないおしっこが出る場合もあります。

考えられる病気

尿崩症、腎臓の慢性的萎縮、糖尿病(甘い匂いもします)など】

おしっこに血が混じっている

メス犬の場合、発情期や出産のすぐあとは外陰部から血のまじった分泌物が出ることもあり、分泌物がおしっこに混じることもあります。

発情期や出産すぐあとでなければ深刻な病気にかかっている可能性もあります。できるだけすぐに獣医師に見てもらいましょう。おしっこを持っていけると役にたちます。

毎回おしっこに血が混じっているのか、おしっこの出はじめだけか、最後か、あるいは全体的に混じっているのか、おしっこをしているときはつらそうかなども観察します。

  • 鮮やかな赤色の場合
  • 膀胱や尿道から出血していると思われます。事故によるものや膀胱炎、膀胱がん、前立腺がんなどで出血します。

  • 暗い赤色の場合
  • 赤血球が寄生虫やウイルスによって壊されたり、筋肉の細胞が壊された時にウイスキーをもっと濃くしたような色のおしっこがでます。

玉ねぎやネギ類を食べるとおしっこが赤くなる時があります。玉ねぎなどに含まれる毒素が赤血球をこわしてしまうので貧血になります。軽い場合は自然に治ってしまうこともありますが、重症だと輸血などの治療が必要になります。

コカ・コーラのような色のおしっこがでた

肝臓や心臓の機能が低下している時や熱性疾患のときに褐色のおしっこが出る時があります。直ちに病院へ急ぎましょう。

米のとぎ汁のようなおしっこ、あるいは膿が混じったおしっこが出た

血管やリンパの病気があるとでる症状です。

考えられる病気

尿管炎、膀胱炎、尿道炎など

また薬によって黒や青などおしっこに色がつく場合もあります。これは心配いりません。

おしっこが臭い

膀胱炎などの病気があるときはアンモニア臭がきつくなります。また糖尿病の時は甘い香りがします。気になるときは病院で尿検査をしてもらいましょう。

おしっこを動物病院に持って行く時は・・・

おしっこを動物病院に持って行く時は
酸化させないためにおしっこは空気に触れないようにしたほうがよいので、フタがある容器に入れて持っていきましょう。空き瓶やアイスのカップ、あるいはビニール袋でもOK。動物病院によっては専用の容器があるかもしれませんので、まずは聞いてみましょう。

おしっこをとるときは直接容器にとるのが一番いいのですが、難しいのであればスーパーでお魚などが入っている白いトレー(よく洗ったもの)を使います。犬がおしっこをしそうなときにサッとそれで受け止めます。

またトイレシートを裏返しに置いておくのもいいかもしれません。トイレシートの表はおしっこを吸収しますが、裏ははじくようになっています。そこへたまったおしっこをスポイトで取ります。

トイレシートやティッシュに染み込んだ物を持っていっても検査しにくいのでNG。液体の状態で持って行きましょう。

尿検査の費用は500円~2,000円ほどです。

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