ラブラドールレトリバーはおおらかで頭が良い

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ラブラドールレトリバーの歴史

ラブラドールレトリバーカナダにラブラドール半島という場所があります。「ラブラドール」という名前がついているので、ラブラドール半島が起源かな?と思いますが、そうではないようです。

一説によると、16世紀に北アメリカ沿岸まで漁にくる北ヨーロッパやイギリスの漁船に乗せられ、ラブラドール半島に来ていた犬が遠い祖先ではないかといわれています。



この犬たちの仕事は、漁の網からこぼれた魚を海に入って回収する仕事でした。

犬種が確立されたのは20世紀に入ってからイギリスで。確立するまでは他のレトリーバー種の犬たちとの交雑も行われていたようですが、本来の特徴は維持されて1903年にケネル・クラブに登録されています。

日本には1960年代の後半にたくさんのゴールデンレトリバーが輸入され、不祥事がありその後しばらく落ち着きましたが90年代に入ってまた人気がでてきています。
盲導犬家庭犬としてだけでなく、狩猟犬、盲導犬、麻薬探知犬、災害救助犬として活躍。警察犬というとシェパードを思いつきますが、実は警察犬としての登録頭数はシェパードを追い越してトップになっています。

イギリス、アメリカでは常に人気第一位を誇っている犬です。

ラブラドールレトリバーの性格

ラブラドールレトリバーが人気なのは、その性格と資質にあります。

おおらかで頭が良く、従順で無駄吠えがないので安心して飼うことができます。この犬の最大の特徴は性格の良さというところにあるでしょう。

忍耐強さ、神経の細やかさといった資質のすばらしさが人気の秘密です。

  • 頭が良い
  • 高い反応力がある
  • 性格が温和
  • ひとりになってもおとなしく留守番できる
  • どんな環境にも順応する
  • 警戒心があまりない
  • 子犬は好奇心、探索心が強い

温和で素直な犬種ではありますが、子犬のときからの厳しいしつけは必要です。

しつけを徹底させることで、持ってうまれた特性を十分に活かせるようになります。

また、猟犬としてのDNAがあります。猟犬は単独行動でとっさの状況判断をして行動しなければいけません。そのため、一緒に暮らす時にはきちんと上下関係をはっきりさせておかないと、言うことをきかない犬になってしまいます。

日本で働く盲導犬の95%を占めているラブラドール。きちんと育てて深い信頼関係を作り出せば、もっている資質を活かした素晴らしい犬になるのです。

ラブラドールレトリバーのスタンダード

ジャパンケンネルクラブのスタンダード
ラブラドールの特徴を、JKC(ジャパンケンネルクラブ)のスタンダードを元に掲載しています。

中くらいの大きさで知性を現し、色は茶色か薄茶色
頭部の後ろのほうについており、付け根の部分幅が広い。体の割に小さく、頬の後ろのほうに接して垂れている
幅が広く、鼻孔は大きい
歯は強く、噛み合わせはシザーズ・バイト(上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接する)である
適度に堅固で、力強い
頭部 広くて、額がわずかに盛り上がり、ストップ(両目の間のくぼみ)ははっきりしている。マズル(鼻口部)は長く、力強い
ボディ 背線はまっすぐで短く力強い。腰は幅広く筋肉がよく発達している。肩甲骨は長く、よく傾斜しており、胸は幅広く胸底が深い。肋骨はよく張り、腹は引き締まっている
被毛 手触りがなめらかで、短く密生し、ウェーブしていてはいけない。毛色はブラック、チョコレート、イエローのいずれか一色。斑があるのは好ましくないが、胸の小さな白斑は許される
適度な長さで、短い被毛が密生し、付け根がとても太くて先にいくほど細くなるオッターテール。行動するときは適度に高く上げるが、背の上に巻き上げたりはしない
四肢 前肢はまっすぐで骨太く、指は丸くよく握っている。パッド(肉球)は厚く、爪は堅くて黒い。後肢は筋肉たくましく、膝はよく屈曲し、ホックは力強い。後肢の指、パッド、爪は前肢とほぼ同じ
サイズ オス:56~62cm メス:54~59cm

ラブの毛色

ラブラドールの毛色毛の色はイエロー、ブラック、チョコレートと3色に決められていますが、実際は濃淡があるので色々な色になります。

例えば、イエローでも薄いクリーム色から濃いキツネ色、チョコレートは焦げ茶から薄い茶色まで様々です。

遺伝子はイエローよりもブラックのほうが優勢なので、イエローとブラックを交配するとブラックの子犬が生まれます。ただ、ブラックでもイエローとブラック両方の遺伝子をもっていれば、子犬は両方の色が生まれます。

日本やイギリスではイエローとブラックが多く、アメリカではチョコレートが一番多い色です。

ラブラドールレトリバーの愛好芸能人(あいうえお順)

  • 石田ゆり子
  • 上沼恵美子
  • 木村拓哉&工藤静香夫妻
  • 倉木麻衣
  • クリントン元大統領夫妻
  • 小泉孝太郎
  • 小泉純一郎
  • 高田万由子
  • 壇ふみ
  • 津川雅彦
  • 中井貴一
  • 三宅健(V6)
  • 三谷幸喜
  • 八代亜紀
  • 藤原紀香
  • 萬田久子
  • 吉田照美
  • 渡辺謙

ラブラドールレトリバーがかかりやすい病気

短毛種であること、精神的ストレスを受けにくい犬種なので他の犬種に比べるとあまり病気はしない犬ですが、なりやすい病気があるので紹介します。

外耳炎

ラブラドール 外耳炎耳が垂れているので通気性が悪く、耳垢がたまりやすいです。そこから細菌が感染したり、耳ダニが寄生して炎症を起こすことがあります。

炎症が起きると、犬は頭を振ったり耳をかいたりします。

普段から耳掃除用のローションなどで定期的に耳の掃除をしてあげましょう。

腫瘍

乳腺に固いしこりができてだんだん大きくなります。これが乳腺腫瘍。

また、陰部にできた腫瘍が子宮蓄膿症を起こします。オスは前立腺など生殖器の腫瘍に注意が必要です。

避妊や去勢をしていない犬に多いので、定期的な健康診断を欠かさず行いましょう。

眼瞼内反症

人間でいうと「逆さまつげ」です。まぶたが閉じたり、まつげの刺激で涙が出たりします。

結膜炎や角膜炎を起こすこともあるので、常に注意をしてあげることが大切です。

角膜炎はそのまま放置しておくと腫瘍になり失明することもあるので手術をして治療します。

内蔵や四肢への負担

ラブラドール 肥満ラブラドールはがっちりした体型で重量感がある犬種です。そのため肥満は内蔵や足腰への負担が大きくなります。

肥満は出産にも影響を及ぼしますし、心臓病、糖尿病、悪性腫瘍など色々な病気を引き起こす原因になってしまうので食事管理はきっちりと。

ラブラドールはとにかく食べたがるので、太りすぎにならないように毎日運動をしたり、ドッグフードで健康管理をしてあげることが重要です。




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