犬の下痢や便秘

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犬の下痢、便秘
うんちは愛犬の健康状態をチェックするのに重要な情報源。すぐに片付けてしまうのではなく、普段からよく観察しておきましょう。

1日の回数や量、色、形、においをチェック。健康なうんちを知っておけば、変化があった時にすぐに気づいてあげられます。

正常なうんちとは・・・

・細長くいくつかにまとまっている
・ある程度ツヤがある(適度な水分量)
・色は茶色(食べているエサによって違いはあります)
・ティッシュでつかめる硬さ
・うんち以外のものが混ざっていない
・食事の回数+-1回が目安(成犬では1日1~3回、子犬では4~6回でも正常)


下痢をした場合

下痢
お腹が弱くてときどき下痢をしてしまう犬もいます。

様子をみたほうが良いのか?それともすぐに病院へ連れて行ったほうが良いのか?どの段階で病院につれていくのか判断に悩みますよね。

症状が下痢だけだったら1日様子をみてもいいかもしれません。2日続くようなら病院へ。でも発熱や嘔吐の症状があったり、ひどい下痢のときはすぐに病院へ連れて行ってあげましょう

病院につれて行く時に

病院には、犬のことをよくわかっている人が連れて行きます。

獣医さんから質問された時に説明する必要があるからです。

  • 下痢はどれくらい続いているのか
  • 1回の量
  • 散歩の途中で変なものを拾って食べてないか
  • りきみをともなうか
  • 食欲はあるか

獣医さんは、聞かれた状況から何が原因かを判断していきます。

もし誤飲に心当たりがあれば伝えてください。すぐにレントゲンをとるなど対処ができます。

下痢はたいしたことない場合もありますが、深刻な病気が隠れているかもしれません。ただの下痢と甘くみては危険です。

最近は人間の「腸内環境」が注目されていますが、犬も同じです。フードに問題があるか、加齢によって腸内の善玉菌が弱っているのかもしれません。

普段から下痢を繰り返す場合は、乳酸菌を与えてみるのもひとつの方法です。ヨーグルトでも良いですが、犬用の乳酸菌サプリはえさにふりかけるだけで簡単に与えることができるので試してみましょう。
参考犬用乳酸菌サプリ公式

下痢の原因は?

下痢の原因はさまざまです。ここ最近の様子を思い返してみましょう。

  • 腸内環境の乱れ
  • ・フードが合っていない
    ・加齢によって善玉菌の活動が弱くなった

  • 食事
  • ・急に食事の内容を変えた
    ・油分の多い物を食べた
    ・食事の繊維量が多すぎあるいは少なすぎ
    ・子犬にエサを与えすぎた
    ・腐っていた
    ・散歩の途中で拾い食いした
    ・アレルギーや過敏症・・・原因になる食べ物で多いのはレバーや生卵、玉ねぎ、大量の牛乳(ラブラドール・レトリーバーで570ml)
    ・乳糖不耐症・・・牛乳やチーズに含まれる乳糖を分解する酵素を持っていない犬

    たいていの場合は、食事が下痢の原因になっています。でもこれらにまったく心当たりがなければ他に原因があるかもしれません。

  • 細菌感染(キャンピロバクター菌、サルモネラ菌、大腸菌など)
  • ウイルス感染(パルボウイルスやコロナウイルス、ジステンパーウイルスなど)
  • 寄生虫感染(回虫、トリコモナス、糞線虫など)
  • 中毒(食べ物や金属)
  • 腸閉塞や潰瘍、すい臓の機能不全
  • ストレス(引っ越しやペットホテルに預けるなど環境の変化)

様子見をする場合

犬の下痢
下痢をしていても元気があるなら1日家で様子をみていてもいいでしょう。

1日絶食

胃腸を刺激しないように、成犬の場合は1日エサを与えない。ただ食事を与えないことがすごくストレスになるあるいはお腹がすき過ぎると胃液を吐いてしまうような犬には絶食はおすすめしない。

翌日はスクランブルエッグやおかゆ、ドッグフードをお湯でふやかしたもの、大根やリンゴのすりおろしなどの消化の良いものを少しずつ何度かにわけて与える。便が普通の硬さに戻っていればOK。

水分補給

下痢をしているときは脱水症状をおこしやすい。絶食している時でも水分だけはたっぷりと。スポーツドリンクなどを与えてもいいが、普段のみなれていないとよけい悪くなることも。

脱水症状を起こしてないかもチェックしましょう。背中の皮をひっぱってすぐに元通りになれば大丈夫。でもゆっくり戻るようなら脱水症状かも。たくさん水を飲ませるにはひんぱんに水を変えてあげること。

自己判断で薬を与えることはあまり良くないかもしれませんが、人間の整腸剤を与えると下痢がおさまる時もあります。市販のビオフェルミンは乳酸菌製剤なので無害。腸内細菌のバランスを整えてくれます。

私の飼っている愛犬もときどきうんちがゆるくなるのですが、ヨーグルト与え続けると1週間ぐらいで改善することが多いです。ただ、ヨーグルトはかなりの量をあげるので長く続けることができないのがネックです。

便秘

犬の便秘
通常の排便の回数は食事の回数+-1。食事の量や水の量が少ないとうんちの量も減ってしまい1日出ないこともあります。でも2日間でないようなら便秘です。

まったくうんちがでない以外にも、コロコロした硬いうんちや細~いうんちなら便秘といえます。

また便秘と下痢を繰り返したり、うんちをしたがっているのにでなかったり、発熱や嘔吐などの症状もあるときは何かの病気がかくれているかもしれません。病院へ急ぎましょう。

便秘の原因は?

  • 食事
  • ・食物繊維が少ない
    ・消化が良すぎる
    ・肉だけ食べているような食事

  • 水分不足
  • 運動不足
  • お尻の周りが毛玉だらけ
  • うんちをする時の痛み
  • ・食べた骨が砕けて腸に刺さっているのかも
    ・肛門や直腸が細くなっている
    ・肛門周辺に傷がある
    ・骨盤などの骨折

  • 腸の動きが弱まっている(年齢によるものや繊維質不足、低カリウム血症など)
  • 直腸に腫瘍やポリープができている
  • 長時間の移動などでいつものようにうんちができない

などが考えられます。

便秘の解消法は?

食事の内容が原因であるなら、かぼちゃやさつまいも、キャベツ、白菜、ヨーグルト(無糖)、豆腐などをあげてみます。

左下腹部をさわってみてゴツゴツしてるならうんちがたまっている証拠。

肛門の周りを温めたタオルで刺激を与えたり、綿棒にオイル(オリーブオイルやベビーオイル)をぬって肛門に少し入れてコチョコチョ動かしてみてください。刺激で出てくるかもしれません。

人間用の浣腸はNG。素人さんが自己判断で使ってはダメと言われています。

またストレスがないか普段の生活を見なおしてみたり、お腹のマッサージをしてリラックスさせてあげることも大切。


下痢や便秘には乳酸菌を

もし、腸内環境が原因で便秘や下痢になっているのだったら乳酸菌を補ってあげると良くなります。

とはいっても乳酸菌の効果を引き出すにはかなりの量のヨーグルトをあげなければいけないのでかなり大変。。

ワンちゃん専用に作られた乳酸菌サプリというのがあります。スプーン1さじに約400億(ヨーグルト4個分!)の乳酸菌が凝縮されているので、十分な量の乳酸菌を摂ることができますね^^

犬 乳酸菌 サプリ

いつものドッグフードにさっと一振りするだけで簡単にあげることができるので良かったら試してみてください。乳酸菌は便秘や下痢を改善するだけでなく、病気に強い体を作ってくれますよ。
>>ワンちゃん専用の乳酸菌サプリ

うんちの色や形

うんちの色や形

☆軟便
ティッシュでつかめないほど柔らかい。ずっと続くようなら病院へ。

☆粘液便
うんちの表面に白っぽい粘液がついていたら大腸の壁が傷ついているのかも。続くようなら別の病気の可能性も。

☆水様便
水のような液体状のうんち。脱水症状にもなってしまうかもしれないのですぐに病院へ。

☆血便
血がうんちに混ざっている場合と表面にだけついている場合がある。表面にうっすらついているときは肛門のまわりの血管が切れたのかも。でもいつまでも続くようなら病院を受診して。赤い鮮血なら大腸からの出血、黒いなら胃や小腸からの出血が考えられます。

☆タール便
胃や小腸から出血していると黒っぽいうんちになる。すぐに病院へ。

☆泥状便
泥のような、カレーのようなドロっとした便。続くようなら病院へ。

においもチェック

エサによってにおいも変わりますが、病気でも変わります。いつもより生臭かったり、酸っぱいにおいがした時はうんちを持って病院へ。

とったうんちはビニール袋に入れたり、アルミホイルに包んだりして乾燥させないように持っていきます。柔らかいうんちで取れない時は、トイレシーツごと持って行ってもOKです。




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