犬が脱走してしまいます・・・

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犬が脱走してしまい、迷子になるケースがとても多いです。

事故に合っていないだろうか、変な人にいたずらされていないだろうか・・・無事見つかるまでは不安で落ち着かないですよね。
見つかって飼い主の元に帰ってくればいいのですが、保健所で処分されてしまうことも少なくありません。

まずは犬が脱走しないように、そしてもしいなくなってしまったらすばやく対応できるようにしてください。


なぜ犬は脱走する?

[icon image="arrow1-g"]好奇心が旺盛
外の世界に興味があるのかもしれません。また首輪を外したり、ケージから抜け出すことに楽しさを感じ繰り返す犬も。脱走がクセになるんです。

[icon image="arrow1-g"]ストレス
毎日散歩させているから大丈夫と思っても、その犬にとっては運動量が足りないのかもしれません。もっともっとエネルギーを発散させたがっているのかも。

留守番が多かったりペットホテルに預けることが多い犬はずっと独りで家の中にいて、さみしかったり退屈しているのかもしれませんね。飼い主さんの心と時間の余裕が必要です。犬の要求をくんで、犬の情緒を安定させてあげてください。

[icon image="arrow1-g"]音にびっくり

雷や台風、花火、お祭りの音などにおどろいて逃げ出してしまう犬がいます。とくに夏は要注意。パニックになり普段なら絶対切れないようなリードでも引きちぎってしまうことも。

天気予報やイベント情報をチェックして、大きな音に驚きそうなときは家の中に入れてあげると安心です。

昔、隣の家で飼っていた屋外犬も雷の音におびえて、脱走。そしてそのまま見つからず何年もたってしまいました(TдT)

[icon image="arrow1-g"]発情中

発情中のメスのにおいを嗅ぐと、オス犬はしつこく追いかけます。その執着度は私たちが想像している以上。追いかけられたメス犬も逃げ出し、そのまま迷子になってしまうことも。去勢はしておきましょう。

脱走させないために

いなくなってもすぐに戻ってくるから大丈夫と思っている飼い主さんも多いのですが、交通事故に合う可能性もあります。また他人にケガを負わせてしまうことも考えられます(賠償金の問題も発生します)。

犬を飼う以上、社会になるべく迷惑をかけないようにする義務があると思います。今すぐ脱走防止の対策をとりましょう。

[icon image="check3-p"]首輪やくさりの状態をチェック

雨風でもろくなっていませんか。パニックになった時はものすごい力がでることも。犬のパワーをあなどってはいけません。

[icon image="check3-p"]窓やドアは開けっ放しにしない

うっかり開いていたために脱走してしまうことも。とくに来客時は注意しましょう。玄関のドアを開けたまま話に夢中になっているうちに飛び出してしまうことがあります。玄関に柵をつけたり、必要なときはケージに入れるなどしてください。

[icon image="check3-p"]しつけをする

普段、散歩のさいに玄関から出るときは「ヨシ」の合図ででるようにします。また「オイデ」ですぐに戻ってくるしつけも身につけさせましょう。車から降りるときに逃げ出すことも。犬が勝手におりるのではなく、抱っこして下ろす、合図をしてから下りさせるなど対策を。

[icon image="check3-p"]フェンスなどの工夫

庭にフェンスなどを設置している家もありますが、低かったりヨコ向きの桟だったりすると飛び越えたりよじ登ったりして脱走します。とくに柴犬はかなりのジャンプ力がありますし、どうやって脱走しようかとプランを練るのだそう。甘くみてはいけません。

登録はしていますか

犬を飼う場合、市役所に登録することと狂犬病の予防接種が義務付けられています。市役所で登録すると犬の番号が入った鑑札という札をもらえます。犬の戸籍のようなものですね。首輪に必ずつけておきましょう。

ただ鑑札には犬の番号しかかかれていないので、それとは別に迷子札も作ると◎。犬の名前の他に携帯電話の番号も書いてあると、迷子になった時に保護した人から連絡がきやすいです。

たとえ迷子になって保健所や警察に連れて行かれてしまっても鑑札や迷子札があればなんとか飼い主さんに連絡を取ろうとしてくれるでしょう。

GPS付きの首輪も役立つかもしれません。

それから日本ではまだまだ普及率が低いのですが、マイクロチップはぜひ装着してほしいです。マイクロチップとは直径2mm、長さ8~12mmの円筒型で、体内に埋め込むものです。

動物病院や保健所にマイクロチップに入っている情報を読み取る機械(リーダー)があり、飼い主さんを特定することにつながります。

体内に埋め込むなんて痛そう、体に悪そう、読み取る機械が普及していないから意味がなさそうなどと思いマイクロチップをためらってしまう人も多いですよね。
でも埋め込む際の痛さは普通の注射とそれほど変わらないそうですし、マイクロチップが原因で病気になったり、体内で壊れたりすることもないです。また読み込む機械もどんどん普及されてきているので、デメリットよりもメリットのほうがずっと大きいです。

埋め込みは獣医さんにやってもらいます。費用は数千円ほど。その時にAnimal ID Promotion Organization (動物ID普及推進会議)に飼い主さんの情報を登録します。獣医さんが代行してやってくれるはず。

ペットショップですでにマイクロチップを埋め込まれている場合もあります。その時は情報登録はペットショップが代行してくれます。

埋め込みは生後2週間からできます。迷子札や鑑札は取れてしまうことも。その点マイクロチップは落としたり壊れたりする心配がありません。

もし脱走してしまったら?

【あっ脱走しようとしている!】

今まさに脱走しようとしている!そんな時は「オイデ」「マテ」「オスワリ」などで動きを止めましょう。もししつけが十分でなかったり、聞く耳持たずの時はむずかしいかもしれませんが・・・。

追いかけると逃げるので、思い切って犬とは反対方向へ逃げるという手もあります。

【すでに姿が見えなくなってしまった時】

[icon image="arrow4s-p-r"]まずは散歩コースを探す

友人、知人などに声をかけて人手を集めたほうが良いです。中型犬以上の犬であれば1日に5キロ以上移動してしまうこともあるので、遠くに行ってしまわないうちに。

また犬とはぐれた場所に、飼い主さんの洋服や犬が普段使っているおもちゃなどにおいがついているものをおいておく方法も。何日も見つからなかったのに、においを頼りに戻ってきたなんていうケースも。洋服やおもちゃを置く際には「犬を捜索中。うごかさないで下さい」などと書いたメモを添えるのを忘れずに。

[icon image="arrow4s-p-r"]聞き込み

交番やお店、犬仲間が集う場所などへ行って聞きこみをします。猫と違って、犬がひとりで歩いていたらけっこう印象に残るものです。

[icon image="arrow4s-p-r"]保健所、動物管理センター、市役所、交番、警察、動物病院などに連絡

犬種や色、大きさ、首輪の色など特徴を伝えます。遠くに行ってしまうことも考えて自分の街だけでなく、近隣の街のこれらの施設にも連絡してください。

保健所や動物管理センターは対応がいい加減なところもあるので、電話に出た担当者の名前をたずね、犬の写真を送り、2,3日ごとにこっちから連絡を入れましょう。必死に探しているアピールを忘れずに。飼い主さんが探しているにもかかわらずうっかり処分されてしまうこともあるのだそう。

交番でも人によっては対応が違います。面倒臭がられることもありますが、近隣の交番に連絡してくれるおまわりさんも。交番で保護されても飼い主さんが現れなかったら1~2日で保健所の方へ連れて行かれます。

保健所に連れて行かれると3~7日で殺処分になることも。保健所から飼い主さんに連絡がくるとは限らないので、こちらからしつこいくらいに電話しましょう

[icon image="arrow4s-p-r"]チラシを作る

できるだけ大きな写真をのせたチラシを作りましょう。写真はコンビニでカラーコピーをし伸ばします。

犬の名前や犬種などのほかにチーズが大好物、ボール遊びが大好きなど特徴を書き加えると良いです。去勢済みかどうかも忘れずに。オス犬を判別するのに役立ちます。

チラシの下の部分はピラピラとタコの足のようにさせておいて、連絡先をちぎって持っていけるようにしておくと◎。いたずら電話もあるかもしれないので、名前は仮名で電話番号は携帯のものを。

印刷は印刷会社にお願いします。自宅で印刷すると雨に濡れた時ににじんでしまい読めなくなるのでNGです。目安としては500~1000枚ほど。

チラシができたら手分けをして貼ります。本来は電柱にはるのはNGなのですが、迷い犬の場合はおおめにみてもらえるのだとか。もしダメだと言われたらはがせばいいだけなので、とりあえずはってしまいましょう。見つかったあとにはがせるように、地図にしるしをつけておくといいですね。

電柱の他には、銀行やスーパー、交番、駅、商店、郵便局などにチラシをはらせてもらえないか交渉に行きます。コンビニやファミレスなどのチェーン店はなかなかはらせてもらえないので、個人経営のお店の方がいいですよ。

それから郵便局はおすすめです。配達員さんはあちこちのお宅をまわりますし玄関先まで入ることがあるので、配達員さんに覚えてもらえるように休憩室にはらせてもらいましょう。

地域住民の家に直接ポスティングするのもいいかもしれませんが、新聞の折込チラシとして頼むのも効果があります。近くの新聞販売店に電話して聞いてみてください。地域によって価格は異なりますが、一枚3~4円くらいだそう。まずはチラシを印刷して持ち込んでみましょう。

[icon image="arrow4s-p-r"]インターネットを活用する

インターネットで情報を掲示しましょう。
「みんなでさがす愛犬 迷子犬掲示板」
「迷い犬情報サイト」
などがあります。

迷い犬を見つけた場合は?

まずは噛まれないように最新の注意を払って近づきます。犬が自ら近寄ってきて触ることができるのなら保護できます。保護できたらフードや水を与えて落ち着かせてあげましょう。

犬が落ち着いたら首輪に迷子札などがないかチェック。飼い主さんの連絡先がわかればいいのですが、わからなければ保健所や警察署、交番、ペットショップ、近隣の市町村などに連絡します。

地方都市ですと有線放送で迷い犬の情報を流してくれるでしょう。広報誌に情報をのせてくれることも。同時にインターネットの迷い犬掲示板で保護していることを掲示したり、チラシを作ってはるなどします。

交番へ連れて行った場合、元の飼い主が引き取りに来なければ保健所行きとなります。保健所に連れて行かれれば3~7日で殺処分されてしまう可能性が高いです。それを避けるために、できれば安全な場所で保護しておいてあげたいですね。自宅で保護できるのであれば、おまわりさんに元の飼い主が来なければ代わりに保護したいことを伝えておくといいですね。

もし元の飼い主さんが現れない場合、自宅で飼うのか、動物愛護団体に渡すのか、新しい飼い主さんを探すのか(法律上は6ヶ月の所有権があるので、その前に里親が見つかっても元の飼い主が現れたら返してあげることを約束しなければなりません)、自分で処分するのか考えなければなりません。

ちなみに今、うちで飼っているミニチュアダックスも元は迷い犬でした。はじめに保護した人が保健所や警察に連絡をしてくれ、飼い主があらわれるの待っていたのですが何の連絡も入らなかったんです。もしかしたらずいぶん遠くから歩いてきたのかもしれません。肉球がボロボロでしたから。

はじめに保護した人は事情があって飼うことができないからと私の家に連れてきました。人懐っこくすぐに慣れてくれましたが、年齢などもわかりませんし、今までどんな生活をしていたのか気になるところです。

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【すぐに行動してください!】

犬が脱走してしまっても、帰巣能力があるからそのうち帰ってくるだろうなんてのんきにしてちゃダメですよ。ペットとして飼われている犬はオオカミと違ってその能力も衰えています。事故や事件に巻き込まれることもありますから、いなくなったことがわかった時点でですぐに行動を開始してください。
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